車や旅行

クロームデリート、パーツを黒にしてみました。

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先日、車のラッピングをしてきました。

前からやってみたいと思っており、ようやく実現することができました。色やデザインを楽しめたらいいな、気分で変えてみたいな、そんな思いからです。地元のカーディーラーに依頼し、5日程度でしあがり、購入価格は800ドルほどでした。

現在、フロントやエンブレムはまだオリジナルのままですが、変更したらまたブログでご紹介したいと思っています。

クロームデリート(Chrome Delete)

クロームデリートとは、車体についている「銀色」のクローム部分を黒く変えるカスタムです。

カスタムする場所
  • 窓周りのシルバーモール
  • ドアハンドルのメッキ
  • フロントグリルのシルバー部分
  • サイドミラーのクローム

体験談

私が行ったのはラッピングによるクロームデリートでした。

パーツごとの変更前後はこんな感じです:

パーツラッピング前ラッピング後
窓枠シルバー(クローム)ブラック(ラッピング)
ルーフレールシルバーブラック
ドアハンドルシルバーブラック
サイドモールシルバーラインありブラックアウト
わさび

上がラッピング前の画像、下がラッピング後の画像となります。結果は大変満足しています。 車全体が黒一色のモノトーンスタイルでモダンな印象に変わりました。

オールブラックがトレンド?

最近はドライブ中にも、オールブラックの車を見かけることが増え、流行っているのだと感じます。

例えば
  • テスラ Model Y
  • テスラサイバートラック
  • Ford F-150やRAMのBlackout Package (ピックアップトラック)

ラッピングフィルムの実際の実力

カナダなどの厳しい気候では、想定よりもフィルム劣化が早いことが多いと考えます。

環境期待できる寿命説明
理想環境(屋内保管・手洗い洗車・UVケアあり)約3年紫外線・気温変化・物理的ダメージを最小限に抑えた場合でも、3年程度で少しずつ劣化が始まる。完全な新品状態をキープできるのは2〜3年が限界。
現実環境(屋外駐車・四季の気温差あり・通常洗車)約2年1〜2年経過すると、色あせ・小さなひび割れ・エッジの浮きが目立ち始める。3年を超えると大きな剥がれや変色が発生する可能性が高い。
  • 紫外線(UVダメージ)
  • 冬の凍結・塩害
  • 雨・雪・砂利の飛び石
  • 洗車機ブラシの摩擦ダメージ
  • 気温の急変(-20°C → +30°Cなど)

ラッピングを長持ちさせるために

ラッピングフィルムは、美しい仕上がりを保つために日常的なケアが欠かせません。ここでは、ラッピングをできるだけ長持ちさせるための具体的な方法をご紹介します。

こちらを参考にしました。

1. 直射日光をなるべく避ける

紫外線はラッピングフィルム劣化の最大の原因です。可能であれば屋内駐車を心がけ、難しい場合でも屋根付き駐車場を利用するなど、直射日光にさらされる時間を減らしましょう。
屋外駐車の場合は、ボディカバーを使用することで紫外線やホコリから車体を守ることができます。

2. 手洗い洗車を心がける

洗車機(特にブラシ式)はフィルムを傷つけたり、端からめくれてしまうリスクがあります。必ず柔らかいスポンジと中性洗剤を使って、優しく手洗いすることをおすすめします。
高圧洗浄機を使用する場合は、フィルムから20cm以上離して噴射しましょう。

3. 鳥のフン・虫汚れはすぐ除去

鳥のフンや虫の体液、樹液などは、フィルムに強いダメージを与えます。見つけたらできるだけ早く、柔らかい布と水でやさしく洗い流してください。放置するとフィルムにシミや変色が残ってしまう恐れがあります。

4. ワックスやコーティングは専用品を使う

一般的なカーワックスは、ラッピングフィルムに悪影響を及ぼす場合があります。フィルム専用に開発されたコーティング剤を使用することで、UVダメージや汚れからフィルムをしっかり守ることができます。

5. 定期的なメンテナンス

1〜2か月に一度、専用のメンテナンス剤で表面の保護処理を行うと、フィルムの寿命を大きく延ばすことができます。また、小さな剥がれや浮きが見つかった場合は、早めにプロショップに相談するのが安心です。

わさび

日常のちょっとした気遣いがラッピングを美しく長持ちさせるカギになりますね。

ラッピングとペイントとの違い

クロームデリート(クローム部分を黒くするカスタム)には、大きく分けて2種類の方法があります。

項目ペイントラッピング
方法塗装(液体塗料を吹き付け)シート(フィルム)を貼り付け
価格帯高い(ラッピングの2倍以上になることも)比較的安い
元に戻せるか基本不可(再塗装が必要)可(フィルムを剥がせば元に戻る)
傷・劣化への強さ強い(塗装膜そのものが硬い)そこそこ強い(ただし飛び石などには弱め)
使い分けの目安

長く使いたい、本格的な仕上がりを目指したいなら → ペイント

色やデザインを楽しみたい、気分で変えたいなら → ラッピング

ラッピングフィルムを貼る(今回私が行った方法)

これは、ボディに直接フィルムを貼り付ける施工方法です。元の塗装を傷めず、気軽に色やデザインを変えられます。費用も比較的安価で、飽きたら剥がして元に戻すことができます。

パーツごと塗装する(ペイント)

クローム部分を直接塗料で塗り替える方法です。一度塗装すると元に戻すには再塗装が必要で、基本的に永久仕様になります。仕上がりは非常に自然で美しく、本格的な車両カスタムに向いていますが、コストは高めです。

ただし、錆の場合はペイント一択

パーツに錆が発生している場合、ラッピングでは根本的な対応ができません。錆びた部分をきちんと直したい場合は、必ずペイントによる修復が必要です。

錆を放置したままラッピングをしてしまうと、内部で錆が進行し、最終的にはフィルムが浮いたり剥がれたりする原因になります。そのため、錆びた部分は一度しっかりと錆を落とし、錆止め処理を施した上で塗装するのが正しい方法です。

塗装後にクリアコートをかけることで、ツヤ感が増し、さらに耐久性を高めることもできます。この一連の作業を丁寧に行うことで、錆の再発を防ぎ、美しい仕上がりを長く維持することが可能になります。

わさび

それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分の目的に合った方法を選ぶのが大切です。

まとめ

クロームデリートは、車の印象を大きく変えるカスタムです。 私は、800ドルでラッピングを行い、結果に大変満足しています。オールブラックにすると、車全体が潔らかで清楚な印象に変わり、現代的でスポーティな見た目を得ることができました。

ラッピングは、気分やトレンドに合わせて容易に変更できるのも魅力です。今後は、フロントやエンブレムの変更も考えていますので、その際にはまたご紹介したいと思います。

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怠惰なわさび
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