自宅で英語力アップ！EF（イングリッシュライブ）の体験談

無事にカナダで仕事を見つけたものの、普段の会話は「なんとなく」や「ノリ」で乗り切っていました。しかし、正式な会議の場での発言となると私のBroken Englishでは通用せず、焦りを感じる日々が続きました。マンツーマンの会話だとなんとなく通じるのに、大勢の前だと会話の主語が増え、さらに私の英語がBroken Englishになります。特に文法の向上が急務だと考え、イングリッシュライブを利用することを決意しました。このプログラムを通じて、文法や発音を体系的に学び直し、実践的なスキルを磨くことにしたのです。

EF：イングリッシュライブとは？

サービスの概要

イングリッシュライブの提供者と歴史

イングリッシュライブ（EF English Live）は、EF Education First（イーエフ・エデュケーション・ファースト）によって提供されているオンライン英会話サービスです。EFは1965年に設立され、長年にわたり教育プログラムを提供してきたグローバルな教育企業です。イングリッシュライブは、そのオンライン教育部門として、世界中の学習者に英語学習の機会を提供しています。ちなみに、カナダトロントにはオンラインではなく実際の語学学校校舎もあります。

主な機能と特徴

クラスの内容

イングリッシュライブでは、少人数制の「グループレッスン」と「マンツーマンクラス」の両方が提供されています。少人数制クラスでは、世界中の学習者と一緒にリアルタイムで英会話を練習でき、講師からのフィードバックを受けながらスキルを向上させることができます。マンツーマンクラスでは、個別に講師と対話し、自分のペースで学習を進めることが可能です。

自習用コンテンツ

イングリッシュライブは、ライブクラスだけでなく、豊富な自習用コンテンツも提供しています。これには、ビデオレッスン（ビジネス会議を行っている様子のビデオや友人にアドバイスをしている様子など）、インタラクティブな練習問題、発音練習ツールなどが含まれ、学習者は自分のペースで各スキルを強化することができます。

課題とフィードバックシステム

各クラスや自習用コンテンツには、学習者が実践的なスキルを磨くための課題が含まれており、講師からのフィードバックを通じて進捗を確認することができます。このフィードバックは、具体的なアドバイスや改善点を含んでおり、学習者が次のステップに進むための貴重な指針となります。

日本とカナダでの料金体制

イングリッシュライブの料金体制は、地域によって異なります。例えば、日本とカナダでは異なる料金設定が適用されています。日本に住んでいる人は、日本の料金システムで請求され、カナダに住んでいる私はカナダの料金で請求されます。私はいつもアメリカドルで請求されていました。

日本での料金

日本では、月額料金として基本的に￥8,900 (税込)/1ヶ月からのプランが提供されています。これには、月に４回のマンツーマンクラス(1回４０分)や、月３０回までのグループレッスン（1回４５分）が含まれます。また、３ヶ月プラン(￥24,900 (税込)/3ヶ月)、さらに６ヶ月プラン（￥44,900 (税込)/6ヶ月）などお得に学習を続けることができます。

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カナダでの料金

料金はカナダのウェブサイトには載っておらず、問い合わせ欄から受講したい旨を問い合わせ、料金の見積もりました。ここで担当者と交渉もできます。

私の場合、月額料金として約8５アメリカドル支払っていました。日本のプランを知っていたので、可能であれば日本で提供されているプランに入りたかったです。何故ならば、日本と同様に、コースへの無制限アクセスと月30回のグループレッスンが含まれていましたが、マンツーマンは月に２回まででした。

イングリッシュライブの使い方

クラスの選択と予約方法

レベルチェックと教材の提供

イングリッシュライブに登録すると、まず最初にレベルチェックが行われます。このレベルチェックは、ユーザーの現在の英語力を正確に評価し、適切な学習プランを提案するための重要なステップです。テストはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのスキルを総合的に評価し、個々の弱点や強みを明らかにします。

レベルに応じた教材の提供

レベルチェックが完了すると、ユーザーのレベルに応じた教材が提供されます。これらの教材は、EFの長年の教育経験と最新の教育技術を融合させた高品質なコンテンツで構成されており、各レベルに応じて体系的に学習を進めることができるよう設計されています。教材はテキスト、ビデオ、音声など多様な形式で提供され、自宅での学習をサポートします。

自宅学習を中心とした進め方

イングリッシュライブの強みの一つは、自宅学習を中心に進められることです。提供された教材を基に、自分のペースで学習を進めることができます。忙しいスケジュールの合間を縫って学習することが可能であり、特定の時間に縛られることなく柔軟に学習計画を立てることができます。

教材の質と学習ペースの柔軟性

イングリッシュライブの教材は、質の高さで定評があります。各ユニットは実践的な内容で構成されており、学習者が実際のコミュニケーションで使えるスキルを効率的に身につけることができます。また、ユーザーは自分の好きなペースで学習を進めることができるため、自分の理解度や進捗に応じて柔軟に学習を進めることができます。この点が、イングリッシュライブの大きな強みとなっています。

効果的な学習方法

自習コンテンツの活用法

イングリッシュライブの自習コンテンツを効果的に活用することで、英語力を効率的に向上させることができます。特に、以下のポイントに注意して学習を進めることが重要です：

• 定期的な学習習慣をつける：毎日少しずつでも学習を続けることで、英語力は確実に向上します。定期的な学習スケジュールを立て、日々の学習を習慣化することが大切です。
• 多様な教材を活用する：テキストだけでなく、ビデオや音声教材も積極的に活用することで、リスニングやスピーキングのスキルをバランスよく鍛えることができます。
• フィードバックを活かす：課題に対する講師からのフィードバックをしっかりと受け取り、自分の弱点を改善するための参考にすることが重要です。

クラス参加のコツ

ライブクラスに積極的に参加することで、実践的な英会話スキルを磨くことができます。以下のポイントを参考にして、効果的にクラスを活用しましょう：

• 積極的に発言する：クラス内での発言を恐れず、積極的に参加することで、自信を持って英語を話す力が養われます。
• 質問をする：わからないことや疑問点があれば、遠慮せずに講師に質問しましょう。疑問を解決することで、理解が深まり、学習効果が高まります。

イングリッシュライブの体験談と評価

実際の体験談

イングリッシュライブを1年間利用して

私がイングリッシュライブを利用し始めたのは、英語力を総合的に向上させたいと考えたからです。1年間の受講を通じて、さまざまな経験を積みました。その中で感じた良かった点と悪かった点についてお伝えします。

良かった点

1. 教材の質が非常に高い

イングリッシュライブの教材は非常に質が高く、体系的に学習を進めることができました。文法、読解、リスニング、スピーキングの各スキルに焦点を当てた内容で、バランスよく英語力を強化することができました。特に、各ユニットの構成がしっかりしており、自分のペースで学習を進めることができる点が大きな魅力でした。レベル査定結果は１１でしたが、レベル１０の内容が好きだったのでレベルを変更して進めました。

2. 自己管理ができれば、確実にスキルアップ

イングリッシュライブは、自分で学習スケジュールを立てて進めることが求められます。自己管理がしっかりできれば、効率的に学習を進めることができ、確実に英語力を向上させることができます。

悪かった点

1. 自己管理ができなければ、モチベーションの維持が難しい

一方で、自己管理ができないと、学習の進捗が停滞しがちです。特に忙しい時期には、学習時間を確保するのが難しく、モチベーションを維持するのが困難でした。自己管理が鍵となるため、継続的な努力が必要です。

2. グループレッスンでの発言機会が少ない

グループレッスンは、他の学習者と一緒に学ぶ良い機会ですが、発言の回数が少なくなることが多いです。私自身、1週間に1度の参加で十分満足でした。ただし、発言の順番を待つ緊張感は、人前で発言する良い練習になりました。この緊張感のおかげで、実際のコミュニケーションスキルが磨かれたと感じています。

まとめ

1年間のイングリッシュライブの利用を通じて、英語力の向上を実感することができました。高品質な教材と自己管理の重要性を認識しながら学習を進めることで、文法、読解、リスニング、スピーキングの各スキルをバランスよく強化できました。しかし、自己管理が難しい方にとっては、モチベーションの維持が課題となるかもしれません。また、グループレッスンでの発言機会が少ない点については、個別の学習ニーズに合わせた取り組みが必要です。

イングリッシュライブは、自宅で英語力を本格的に向上させたい方にとって非常に有効なツールです。自分のペースで学習を進めることができるため、自己管理ができる方には特におすすめです。