カナダでの生活

痒い!カナダで白癬菌(水虫)になったらどうするのか

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 私は季節を問わず、ベルトをつける腰回りが痒くなったり、夏場には膝下が痒くなったりすることがあります。日本にいた頃から同じ症状があり、「オロナイン」などの軟膏を塗って保湿していましたが、カナダでも同じような症状が出ることがありました。特に、湿気がこもりやすい夏場には、腰回りや膝下に蕁麻疹のようなものができたこともあります。

 今回は、カナダで白癬菌に感染してしまった場合の対処法について書いていきます。白癬菌に感染したことを話すなんて、「汚い」と思われるかもしれません。でも、これは カナダでの生活に適応するための試行錯誤の一つ です。同じように悩んでいる方の参考になればと思い、今回書くことにしました。

 日本では、予約なしで気軽に病院へ行くことができましたが、カナダでは 医療用語という言語の壁 もあり、そう簡単には受診できません。さらに、日本で薬を買いだめして持ち帰るにも限度があるため、カナダで不便なく生活するために 「日本でいう〇〇は、カナダでは〇〇」 にあたるものを探し続けています。

 例えば、日本では「オロナイン」のような塗り薬を気軽に手に入れることができましたが、カナダでは代わりにどのような薬が使えるのかを調べる必要があります。医療だけでなく、日常生活に必要なものも含め、少しずつ カナダの環境に適応しながら、より快適に暮らしていきたい と思っています。

白癬菌とは

 白癬(はくせん)は、皮膚や爪に感染する真菌(カビ)である白癬菌が原因で、日本では非常に一般的な皮膚疾患です。​国内の調査によれば、足白癬の有病率は約21.6%(約2,500万人)、爪白癬は約10.0%(約1,000万人)と推定されています。​治療には、アリルアミン系のテルビナフィン(TRBF)やアゾール系抗真菌薬が使用されています。代表的な白癬菌には、Trichophyton(トリコフィトン属) があります。詳しくはNIID国立感染症研究所こちら

わさび

白癬菌は日本でも広く知られている病原菌であり、水虫はその一種に分類されます。また、白癬菌の治療にはテルビナフィンを含む抗真菌薬が有効であり、後ほど紹介するように、カナダの薬局でも市販薬として購入することができます。

白癬菌は英語で dermatophytes(ダーマトファイツ) と呼ばれます。水虫は英語でathlete’s foot、体部白癬はringwormと呼ばれています。

知るきっかけになったできごと

 これまで皮膚が痒くなったら「(鱗屑で肌がカサカサしていたので)乾燥のせいだろう」と思い、保湿クリームを塗って対処していました。しかし、ある夏、カナダの気温が異常に高くなり、43度近くまで上がったことがありました。カナダは日本よりも乾燥していますが、エアコンがない建物も多く、汗で蒸れやすい環境下でした。

 そのとき、膝下に蕁麻疹のようなものができ、これがものすごく痒い!ということで、病院へ行くことにしました。そこで医師から「白癬菌の一種」と診断され、抗真菌薬を処方されました。

 診察中、「白癬菌ってなに?」と思い、調べてみると、水虫もその一種だと判明します。「え?膝下に水虫?足裏とかじゃないよ?」と衝撃を受けました。

当時の私の症状は
  • 赤い円形の発疹(私は蕁麻疹と勘違いしました)
  • かゆみ
  • 鱗屑(りんせつ:皮膚がカサカサする)

わさび

おそらく当時の私の症状は、 体部白癬(ringworm) だったと思われます。…いや…そうではなく、水虫だったのかもしれません。でも、どうしても「水虫だった」とは受け入れたくなくて、ここは Ringworm ということにしておきます。水虫と聞くと、どうしても じゅくじゅくした足裏で臭い というイメージがあって、正直なところ受け入れるのに心構えが必要です。笑

カナダでは白癬菌に感染しやすい?

 カナダでは日本ほど白癬菌に感染するリスクは高くは無いと思います。しかし、以下のような条件では感染する可能性があります。

カナダで白癬菌に感染しにくい理由

気候が乾燥している → 日本は高温多湿で菌が繁殖しやすいが、カナダは比較的乾燥しており、白癬菌が広がりにくい。

公共の裸足文化が少ない → 日本では銭湯、温泉、畳の部屋などで裸足になる機会が多いが、カナダでは靴やスリッパを履くことが一般的。

靴の履き方の違い → カナダではサンダルやスニーカーを履く人が多く、通気性が確保されやすい。

カナダでも白癬菌に感染しやすい状況

  1. 冬のブーツの蒸れ → 長時間ブーツを履くと湿気がこもり、白癬菌が繁殖しやすくなる。
  2. ジムやプールのシャワールーム → 共有スペースを裸足で歩くと感染リスクが高まる。
  3. ペット(犬・猫)からの感染 → 体部白癬(ringworm)はペットからもうつる可能性がある。
  4. 共有する衣類やタオル → 家族やルームメイトとタオル、靴下、靴を共有すると感染することがある。

 カナダでは日本ほど白癬菌に感染するリスクは高くありませんが、条件によってはかかる可能性があります。水虫(athlete’s foot)や体部白癬(ringworm)は白癬菌が原因で、環境や生活習慣によって感染リスクが変わります。

わさび

病院で白癬菌が原因だと言われたときは、ショックでした。最初は「患部を清潔にしていなかったから感染したのでは?」と思っていましたが、よく考えてみると、それだけが原因ではなかったようです。カナダは乾燥しているとはいえ、あの夏は40度を超える異常な暑さで、エアコンのない空間で過ごしていました。汗をかいたまま放置してしまう状況が続けば、どんなに乾燥している環境でも蒸れを避けることは難しいと感じました。結局、湿気がこもる状況を作ってしまったことが、感染の原因だったのかもしれません。清潔にすることは大切ですが、それ以上に「湿気を防ぐこと」が重要なのだと実感しました。

カナダでの白癬菌対策

市販の抗真菌クリーム

 カナダの薬局(Shoppers Drug MartやRexallなど)では、以下の抗真菌クリームが市販されています。

  • Lamisil(テルビナフィン)爪などへの感染
  • Canesten(クロトリマゾール)全般、錠剤もある
  • Tinactin(トルナフタート)全般

薬局には薬剤師(pharmacist)さんがいらっしゃるので、まずは相談してみてください。また、重度の場合は処方薬が必要になるので、医師に相談しましょう。

予防策

  • ジムやプールではサンダルを履く
  • 靴やブーツは乾燥させ、湿気を防ぐ
  • 汗をかいたらすぐにシャワーを浴びて乾いた服に着替える
  • ペットの皮膚状態をチェックする
  • タオルや靴下を共有しない

わさび

いくら予防していても、天候の急激な変化や体調不良によって感染しやすくなることがあります。そのため、万が一感染してしまった場合は、早めに薬局へ行き、適切な薬を使用することが大切です。また、症状が治まったように見えても、完全に治るまで継続的に薬を塗り続けることが重要です。我慢強く対策を続けることで、再発を防ぎ、健康な肌を保つことができます。

私が使っている市販薬

 私が使用しているものは、Amazon.caで販売されている 「Charmpoo Cream for Athletes Foot Treatment」です。​これは抗真菌クリームで、水虫(アスリートフット)や体部白癬(リングワーム)の治療に効果があるとのことです。​

​使用方法を守り、症状が改善しない場合や悪化する場合は、医師に相談することをおすすめします。

まとめ

 カナダは乾燥しているため、日本ほど白癬菌に感染しやすくはありませんが、冬のブーツやジムのシャワールーム、ペットとの接触などで感染する可能性はあります。いくら予防していても、天候の急激な変化や体調不良によって感染しやすくなることもあるため、油断はできません。

 もし感染してしまった場合でも、早めに薬局で抗真菌クリームを購入し、継続的に塗り続けることが大切 です。症状が治まったように見えても、完全に治るまで治療を続けることで再発を防げます。

 また、日本では気軽に病院へ行くことができましたが、カナダでは言語の壁や医療システムの違いから、簡単には受診できません。そのため、カナダで手に入る代替薬を見つけ、日常的にケアすることが重要 です。

 白癬菌を防ぐには、湿気を避け、適切な予防策を取ることが何より大事! もし気になる症状があれば、早めに対処し、快適な生活を維持していきましょう!

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怠惰なわさび
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