コールドブリュー(水出し)コーヒーとは、名前の通り、水でじっくりと時間をかけて抽出するコーヒーのことを指します。冷たい水を使ってゆっくりと抽出することで、酸味が少なく、奥深い味がします。ここでは、私のコールドブリュー(水出し)コーヒーの作り方を紹介したいと思います。また、何故コールドブリュー(水出し)コーヒーに興味を持ったのかなどもお話ししてきます。
今では、毎日コールドブリューコーヒーを楽しみ、自宅で手軽に作れることの便利さと、特に暑い夏の日にはリフレッシュできることを満喫しています。
目次
コールドブリューコーヒーの作り方
コールドブリューコーヒーはどこ発祥?水出しコーヒーとの違いは?
答え:アメリカ発祥でどちらも同じ物を指す
水出しコーヒーには種類がある?
水出しコーヒー以外に「コールドブリュー」「ダッチコーヒー」といった呼び方を耳にすることがあります。それぞれ別の種類のように聞こえますが、これらはすべて同じ「水で抽出したコーヒー」のことです。
コールドブリュ―はアメリカ発祥の水出しコーヒーで、ダッチコーヒーはインドネシアが発祥であるとされています。
引用元:キーコーヒーウェブサイトより:こちらからウェブサイトへ移ります。
準備するもの
- コーヒー豆(お好きなコーヒー)
- コールドブリューコーヒーメーカー(Cold Brew Coffee Maker):専用の抽出器具
- 軽量カップ
夫がスターバックスの味が好きなので、いつもスターバックスのGroundコーヒーを使って作っています(中粗挽?)。そして、計量カップは、「マイプロテイン」の軽量スプーンを使っています。
私が使っているコールドブリューコーヒーマシンはこちらです。(注意:アマゾンカナダウェブサイトへ移ります)、64 oz (2 Quart / 1.9 Liter)を2台と、32oz(1 Quart / 0.9 Liter)を1台持っています。
コールドブリューコーヒーを作ってみよう
軽量カップ3.5杯分のコーヒーを抽出器(写真1枚目、左に置かれてある円錐状のカップ)に入れ、その後、水を容器いっぱいまで入れます。容器を冷蔵庫で保管し、12-14時間待ちます。
コーヒー豆を軽量カップ4杯分、5杯分、8杯分を試したことがあります。結果的にに3.5杯(+冷蔵庫14時間)に落ち着きました。自分の好きな味を探すべく、いろいろとカップ数を試してみると良いと思います。
時間が経過とともに、上澄み液がコーヒーの色になっていくのがわかります。長めに抽出するほど濃い味わいになります。
私の場合、瓶はそのままの状態(垂直)で冷蔵庫へ入れています。コーヒーの味が水に早く行き渡って欲しいがために、瓶を上下に振った後に冷蔵庫で保管したり、瓶を横に寝かせて保管したりもしましたが、特に味はかわりませんでした。瓶を上下に振ると、抽出後コーヒー豆を取り除いた後、小さなコーヒーの粒子が瓶底に普段より多めに残ることもありました。
コーヒー豆を取り出した後の完成形です。抽出器を取り出す過程で、「底」と「上澄液」とが混ざり、出来上がりの色は馴染みのあるコーヒーの色になります。出来上がったら、冷蔵庫で保管し、2−3日で飲み干してください。
スターバックス店舗で売られている「本物」のコールドブリューコーヒーと「自分たちで作った味」とを比べてみると、全く同じだったので嬉しかったです。
ちなみに、24時間後のコーヒーです。冷蔵庫に入れたまま、豆を取り出すのを忘れていました。
味は濃かったです。濃すぎたので、水で薄めて飲みました。
何時間抽出すれば美味しいの?
私の実体験は、
- 8時間後:薄めのコーヒー
- 12−16時間:美味しい
- 24時間:少し苦い味がする。濃いので、水で薄めて飲む。
お店では、
- Tim Hortons®:20時間
- Starbucks® Cold Brew:スタバ北米は20時間、スタバ日本は14時間
- McDonald:詳細は 見つけられませんでした。
国やお店によって抽出時間に差があるのは面白いですね。
Tim Hortons®ウェブサイトより引用:こちら
Q: WHAT DOES COLD BREW TASTE LIKE?
A: Cold Brew has a uniquely smooth flavour that we perfected by developing a 16-hour steeping process with cold water. Guests can also order a Vanilla Cream Cold Brew, made with 100 per cent Canadian dairy, which has a sweet and creamy flavour.
Starbucks®(北米)ウェブサイトより引用:こちら
Starbucks® Cold Brew – Handcrafted to be Cold
Cold Brewing is a method of brewing iced coffee where our baristas combine cool water with coarse ground coffee and steep for 20 hours. Time replaces heat to extract the coffee, and the result is a cold coffee concentrate that when combined with water and ice creates a smooth cold brewed coffee. Starbucks® Cold Brew is served unsweetened to highlight a naturally sweet, rich coffee flavor.
スターバックス日本のウェブサイトより引用:こちら
まろやかな味わいが楽しめるコールドブリュー コーヒー
熱を加えずに14時間かけてゆっくりと水で抽出したコールドブリュー コーヒー。香り高い風味が引き出されるよう、特別にブレンド、ローストしたコーヒー豆を使用しています。
豊かな味わいとなめらかな口あたりをお楽しみください。
なぜコールドブリューを作るようになったのか?
毎日のコーヒー代を節約しようと思ったから
コールドブリューコーヒーの節約効果は私たちの家計に大きな影響を与えています。コーヒーを自分たちで作る前までは、コーヒー代として2人で1日あたり15ドルから20ドルを使っていました。一方、自宅で作るようになってからは、2人あたり1日2ドル以下(コーヒー豆+水代)に抑えられています。
月に換算すると、毎月4万円ほど抑えられています。(以前:月約5万円、現在:7千円)。外で買うよりも格段に経済的なので、手作りし始めて本当に良かったと思います。
美味しいから続けられる
自分たちで作るコーヒーの味に満足しているので、今も続けられています。外出する際も、コーヒーをタイガー魔法瓶に入れて持ち運ぶようになりました。
そのままでも十分美味しいですが、夏場は氷をいれて飲むと美味しく、冬場は、電子レンジで少しあたためて飲むと美味しいです。
作り方が簡単だから続けられる
コールドブリュー(水出し)コーヒー容器、コーヒー豆と水さえあれば簡単にできます。準備に3分とかかりません。
まとめ
今回は、コールドブリュー(水出し)コーヒーについてお話しました。自宅で簡単に作れるコールドブリュー(水出し)コーヒーは、難しい道具も必要なく誰でも手軽に作ることができ、コーヒー代の節約にも大いに役立ちます。さらに味も美味しいのでぜひ試してみてください。