カナダに住んで五年ほどになりますが、カナダではほとんどシャワーで済ませています。しかし、それではどうしても垢を全て落としきれないことがわかりました。
垢って、毎日しっかり洗っているつもりでも、実は洗いきれていないんですよね…。
毎回タオルで体をこすっているつもりでも、なかなか取りきれません。汚い話ですが、日本に帰って湯船に浸かると、しばらくすると長年カナダで培った垢が出てきます。これを防ぐ方法はないかと考え、垢すりタオルを探し始めました。
カナダでシャワーを浴びて何度もこすっているはずなのに、特に日本に帰ると、湯船に浸かった初日には意外と垢が浮き出てくるんです。
目次
シャワーで済ますことが多いカナダ生活
シャワーのみのメリットとデメリット
カナダの生活ではシャワーだけで済ます習慣が一般的ですが、このスタイルでは皮膚に残る古い角質(Dead Skin)を完全に取り除くのは難しいと感じます。洗っても洗っても、体のすべての垢を落としきるのは難しいという現実があります。
- 短時間で済む
- 水の節約になる
- 体が十分に温まらない
- 冬場は疲れがなんとなく取れない
- 垢が全て取りきれない
日本の温かいお風呂に浸かると、冬の寒さが和らぎ、心からリラックスできます。あの瞬間の「寒い冬に温まる感覚」は、どんなストレスや疲れも忘れさせてくれるほど、贅沢で貴重な時間だと思っています。ああ、日本のお風呂に浸かりたい。
そもそも、なぜカナダでは湯船に浸からないのか
カナダの家には複数のシャワールームがあることが一般的で、一軒家には、地下室や2階など、合計3–4つのシャワー部屋が設置されています。中にはバスタブ付きのシャワールームもありますが、実際に湯船にお湯を張ることはほとんどありません。
その理由として、以下の点が挙げられます:
- 水代の高さ:
バスタブ1回分のお湯には、3–5ドル程度の水代がかかります。 - お湯の量の制限:
カナダではお湯はガスで沸かし、貯水タンクに依存しています。タンク容量が限られているため、大量の熱いお湯を使うのは難しいことが多いです。 - バスタブの浅さ:
日本の深い浴槽に比べて、カナダのバスタブは浅いため、ゆっくり浸かるのには適していません。
カナダにも浅めのバスタブはありますが、日本のお風呂とは少し違います。将来的には、日本風のお風呂場に改装することも考えていますが、予算との兼ね合いもあり、実現までには少し時間がかかるかもしれません。
垢すりタオルの便利さ
垢すり文化の違い
日本や韓国、中国では垢すり文化が根付いており、専用の垢すりタオルやアイテムが日常的に使われています。一方、カナダではこうしたアイテムは一般的ではありません。そのため、垢すりタオルを購入するには中華系、韓国系、日系スーパーを訪れる必要があります。
垢すりの方法
垢すりは古い角質を取り除くだけでなく、血行を促進し、肌をなめらかに保つ効果があります。ただし、頻繁に行いすぎると皮膚に負担をかける可能性があるため、週1–2回程度にとどめましょう。
垢すりを効果的に行うには、以下のステップを参考にしてください:
- 体をしっかり温める:
シャワーやお湯で体を十分に温めてから始めると効果的です。 - タオルを使って優しくこする:
強くこすりすぎないよう注意しましょう。皮膚が傷つく可能性があります。
詳細な方法やメリットについては、以下のリンクが参考になります:
購入できる場所
私はOomomoという店舗で垢すりタオルを1つ購入しました。また、Amazonでも購入できますが、こちらは10ドル程度と少し高めです。
Oomomoのカナダ店舗一覧
Oomomoは日本の商品を扱う雑貨店で、ダイソーに近い感覚の店です。価格も手ごろで、垢すりタオルは3ドルほどでした。Oomomoはカナダに9店舗を展開しています。以下に各店舗の住所をまとめました。
- Markham, ON: First Markham Place, 3265 Highway 7 East, L3R 3P9
- North York, ON: Barber Greene, 896 Don Mills Road, M3C 2H2
- Toronto, ON: 2 Dundonald Street, M4Y 1Z4 (Pop-Up)
- Winnipeg, MB: 710 Saint James Street, R3G 3J7
- Winnipeg, MB: St. Vital Centre, 49-1225 St Mary’s Rd, R2M 5E5
- Calgary, AB: Pacific Place Mall, 999 36 St NE, T2A 7X6
- Vancouver, BC: 1144 Robson St, V6E 1B5
- Richmond, BC: Aberdeen Centre, 4151 Hazelbridge Way, V6X 4J7
- Burnaby, BC: Metropolis at Metrotown, 4700 Kingsway, V5H 4N2
詳しくはこちらへ
Amazonで垢すりアイテムも購入できる
韓国製角質ケア(Korean Exfoliating Bath Washcloth 4pcs (Green))はこちらへ
Exfoliating Glove Mitt Body Scrubberはこちらへ
軽石でのケア
かかとのお手入れには軽石が便利です。こちらもOomomoで3ドル程度で購入可能です。また、Amazonでも”Foot Scrubber“として販売されています。
軽石を使うときは、乾燥やひび割れを防ぐために適度な力加減を心がけましょう。
まとめ
カナダのシャワー中心の生活では、湯船に浸かる代わりに垢すりタオルや軽石を活用することで、清潔で健康的な肌を保つことができます。特に冬場は体が温まりにくいため、垢すりのようなアイテムをうまく取り入れて、快適な生活を目指しましょう。